―風来の社長日記―
シルフ・エコロジー株式会社の代表をやっています長嶋拓史と申します。この日記には日々感じた事や、IHでの料理日記等を更新! 省エネや環境の事なども触れたりしますので、どうぞよろしくお願い致します★

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日本版スマートグリッド「先日の続き」

先日の続きとなりますが、日本版スマートグリッドについてです。

「以下日経新聞より抜粋」

――再生可能エネルギーは送配電網にどのような影響を与えるのですか。


送電網のIT化が社会の体炭素化の鍵となる(電中研提供)


「現在も送配電網は電力需要の時々刻々の変化に合わせて、発電所の出力を調整している。送配電網は全体が同じ周波数に同調して電気が流れているが、負荷が増えれば、電気を生む発電機の回転は遅くなる。荷物が重くなったので回りづらくなると考えてほしい。負荷が減れば逆だ。この周波数のぶれを一定の範囲内に変動をとどめるように、運転を調整する必要がある」

「太陽光発電などの導入で電力の供給側でも変動が生ずれば、調整はより難しくなる。現在も天気予報などをもとに、翌日の電力需要の大きさや変動を見積もって、火力発電所の運転調整をする計画を立てて臨んでいるが、完全な予測はできない。再生可能エネルギーが大量に入ると、予測が一段と難しくなるということだ」

「調整役になるのは、火力発電か蓄電池だ。宮古島にはディーゼル発電所があるが、太陽光発電や蓄電池を設置して、どう運用するのがいいのか探る」

「もうひとつ、事故時の安定性の面でも太陽光発電は課題がある。何らかの原因で送電線が切れた場合、電力はう回路を流れる。送電網の内部で急激な変化が起きるわけだが、タービン発電機は回転の慣性力があるので、すぐに止まったりはしない。しかし、太陽光発電は送電網から即時に切り離されるので、事故の影響を波及させてしまうおそれがある。バッファーにならないのだ」


――米国のニューメキシコ州でも実験が行われる計画と報道されています。

「米国エネルギー省の実証実験に、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が中心となって、日本企業が参加を目指し、実験計画を提案している。まだ、採択されていない」

「この実験は、送電線を一つ借りて、そこに太陽電池や蓄電池をつなげ、送電系統への影響をできるだけ少なくするように制御する技術の実証を目指している。送電網全体の需給調整というより、コンパクトに完結した『マイクログリッド』とでもいうべき送電網をうまく制御し、全体への影響を与えないようにすることを考える方向だ」


――太陽光発電の需要変動では、よく5月の大型連休の問題が引き合いに出されます。多くの国民が外出するので家庭用太陽電池で生み出した電気が余ってしまう。


太陽光発電の予測は難しく、送配電網に影響を与える(茨城県つくば市の産業技術総合研究所にあるメガソーラー)


「余った電気は電気自動車に充電したらいい、と言う人もいるが、自動車でドライブにでかけてガレージには車がないかもしれない。連休中でも出かけていない家庭に電気を融通するような仕組みがいる。米国ではそこまで考えており、日本でも将来のオプションだろう」


――米国と日本以外では、韓国がスマートグリッドに熱心と聞きます。

「韓国政府はかつてIT社会の建設で指導力を発揮し、インターネットの普及に力を入れた。その結果、韓国のIT企業が成長した」

「今度は電力制御関連のIT機器の産業を育成する計画を掲げている。太陽電池や電気自動車を含めて、電力分野への集中投資で雇用と産業競争力を高める戦略だ。米国の追随と言えばそうだが、世界のマーケットを狙って動いている」

「日本も日本版スマートグリッドや、米国の実証実験を足掛かりにして、日本の技術を世界に売り込んでいければいい」

■取材を終えて
 米国のシスコ社は今年5月にスマートグリッド市場に参入すると発表、その際にスマートグリッド関連の通信基盤市場だけで5年間に200億ドル(約1兆8000億円)を見込んでいると伝えられた。

 韓国紙の報道によれば、韓国知識経済部と米エネルギー省が6月に技術協力に向けた覚書(MOU)を交わし、両国の業界団体が「米韓スマートグリッド投資セミナー」を共同開催したという。

 スマートグリッドには様々な側面がある。日本では再生可能エネルギー導入に伴う、送配電網の改良という面が強調される。しかし、この話の本質は電力とITの融合にある。栗原所長がインタビューの最後で強調しているようにIT産業の競争力強化という側面が極めて重要に思える。

 地球環境問題などの要請で電力網は刷新が迫られている。動機の違いに差があっても、これから起きるのは米国でも韓国でも欧州でも同じ。電力網への投資だ。そこにITを入れてより効率的なものにしようというのが、スマートグリッド構想なのだ。IT産業の競争力強化にうまく活用するという視点が抜けていると、インターネットで出遅れたような事態が再び起きるかもしれない。
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【2009/10/16 11:07】 | 環境問題 | トラックバック(0) | コメント(1)
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コメント

11月1日から、太陽光発電の新たな買取制度が始まるようですね。
http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/index.html

これからは住宅だけでなく学校、事務所、町工場なども対象になります。普及の後押しになるといいですね。

国内の電気事業者にとっても新エネを取り入れた系統電力の低炭素化が至上命題と考えています。1時代1技術、といいますが、化石燃料や内燃機関の時代から、電気の時代にパラダイムシフトする今の時流をよく読んで、お互い頑張りましょう。
【2009/10/18 22:52】 URL | アキト父 #-[ 編集]

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長嶋 拓史

Author:長嶋 拓史
昭和55年4月20日に埼玉で生まれ埼玉で育つ。
東京は人が多くて苦手な体質らしく、北へ北へと移動し現在では群馬県伊勢崎市にて会社を設立する。
趣味は最近始めたゴルフと活字中毒な読書。また地味にピアノやテニスと言った似合わない事を特技としている。

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