―風来の社長日記―
シルフ・エコロジー株式会社の代表をやっています長嶋拓史と申します。この日記には日々感じた事や、IHでの料理日記等を更新! 省エネや環境の事なども触れたりしますので、どうぞよろしくお願い致します★

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温暖化による降水量の変化

地球温暖化が進むと、どのような影響が出てくるのでしょうか?
色々な話、例えば「海面上昇」や「氷河の減少」「動植物の絶滅」等などがあります。今回は降水量がどうなるのか?と言う部分に焦点を当てた文章がありましたので、抜粋してみます。いったい世界各地の雨はどう変わるのでしょう…。

―以下産経新聞より抜粋―
 
世界最古の帝国アッカドが、中東のチグリス川とユーフラテス川にはさまれた地域、メソポタミアに誕生したのは、いまからおよそ4300年前のことだ。同じくアッカドと呼ばれた首都は、現在のバグダッドのすぐ南に位置していたといわれている。その勢力範囲は、北は現在のシリア、西はアナトリア地方、東はイランにまで及んだ。アッカド人は秩序だった組織と優れた兵力を誇り、国は繁栄を謳歌した。
 ところが、建国から約1世紀後、アッカド帝国は突然、終焉を迎える。末期には、わずか3年間で4人もの皇帝が矢継ぎ早に交代するといった事態も起きていたようだ。
 専門家たちは長年、政治上の失敗がアッカド帝国の滅亡を招いたと考えてきた。だが10年ほど前、気候科学者が湖底や海底から収集したデータを分析したところ、意外な事実が判明した。帝国が崩壊したのとちょうど同じ頃、周辺地域の降水量が著しく低下していたというのだ。最近では、アッカド帝国を滅ぼしたのは、極度の干ばつだと考えられている。

 近年になって、降水量の変動と文明の消滅が関連づけられるようになった例は、ほかにもある。アッカド帝国と同時期に崩壊したエジプト古王国や、南米アンデス山脈のティティカカ湖周辺で1000年以上にわたって栄え、紀元1100年頃に消えたティワナク文明、そして紀元800年頃、最盛期のさなかに衰退した古代マヤ文明などがそうだ。
 これら古代の文明を滅ぼすほどの降雨変動が起きたのは、産業革命で大気汚染が深刻化するよりずっと前だ。自然発生的な要因が引き金となったことは確かだが、原因は謎のままだ。これに対して、大気中の温室効果ガス濃度の上昇が現在引き起こしている気候変動の原因は、私たち人間の行為にほかならない。

 暖かい空気は水蒸気(それ自体が温室効果ガスでもある)をより多く含むことができる。実際、気温が1℃上昇するごとに、地表近くの大気中の水蒸気量は約7%増加する。
 しかし、水蒸気が増えたからといって、必ずしも雨が多くなるとは限らない。実のところ、世界の総降水量はわずかに増える程度だと、ほとんどの科学者は考えている。
 変化はむしろ、雨がいつどこに降るか、すなわち降水パターンに異変をもたらしそうだ。水蒸気の増加によって降雨にかかわるエネルギーが増幅されることで、湿った空気が上昇傾向を強める地域もあれば、別の地域では雨や雪となって降りやすくなる。
 気象学者のアイザック・ヘルドは、「基本的な傾向として、今後、大気中の水分の移動が大きくなるといわれています」と説明する。

 一般的な気候モデルが示す今後100年ほどの見通しはおおむね、次のような点で一致している。極地方やその周辺で降水量が増加する一方で、亜熱帯地方(熱帯と温帯にはさまれた地域)では減少するというのだ。
 地域ごとのより詳細な予測では、気候モデルによる食い違いも生じてくる。それでも、地中海沿岸地域やメキシコ、米国南西部、南アフリカ共和国、オーストラリア南部などでは乾燥が進み、反対に、カナダやヨーロッパ北部では降水量が増えるというのは共通の見解だ。
 「雨の多い地域ではより多く雨が降り、乾燥した地域はますます乾燥するでしょう」と、ヘルドは語る。
 気温が上昇すると水分の蒸発量も増えるので、総降水量の変わらない地域でも、干ばつが起きやすくなる。そうなると、すでにぎりぎりの降水量で生活している地域や、雨水を頼りに農業を行っているような地域に、とりわけ大きな被害が及ぶのだ。

 水資源問題の研究者で「世界水資源方針計画」の理事を務めるサンドラ・ポステルはこう語る。「アフリカでは、灌漑設備の整った耕地はたった6%しかありません。それだけ、深刻な打撃を受けやすい地域なのです」
 一方で、雨が降るときには猛烈な豪雨になる傾向が強まり、乾燥が進む地域でも洪水が起きる危険性が高まるとみられている。
 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が最近発表した報告によると、「激しい集中豪雨が今後、より頻発すると予測される」というが、変化はすでに現れているのかもしれない。1950~80年の30年間に比べ、1996~2005年の10年間だけで、内陸部で発生した洪水の件数が2倍にふくれ上がっているのだ。
 米マイアミ大学で海洋大気科学を研究するブライアン・ソーデン教授は「異常気象の発生する場所だけでなく、その期間や激しさも変化しています。つまり、乾期の乾燥は強まり、雨期の雨量は増えているのです」と指摘する。

―以上抜粋―

単純に何となくではありますが「水分が増える」と言うイメージの方が多いのでは無いでしょうか?しかしながら、実際には雨が降るところは異常な量が降り、降らないところは全く降らず干ばつ>砂漠化と言う事になります。
降り過ぎる事によっても、降らな過ぎる事によっても人も動植物も生きていけないものです。どうにかこの降水パターンの激化を食い止め、自然な降水量を保つことが今後の課題になりそうです…。
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【2009/04/04 17:40】 | 環境問題 | トラックバック(0) | コメント(0)
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長嶋 拓史

Author:長嶋 拓史
昭和55年4月20日に埼玉で生まれ埼玉で育つ。
東京は人が多くて苦手な体質らしく、北へ北へと移動し現在では群馬県伊勢崎市にて会社を設立する。
趣味は最近始めたゴルフと活字中毒な読書。また地味にピアノやテニスと言った似合わない事を特技としている。

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